SDGs取材記事

株式会社東海レジャー


株式会社東海レジャーが南筑高校へ「SDGs特別授業」を実施

 株式会社東海レジャー(福岡県久留米市 以下「当社」)は令和4年12月22日(木)に久留米市立南筑高等学校(以下「南筑高校」)の生徒たちに『SDGs特別授業』を実施されました。その授業の内容について人事部の錦戸様にお聞きしましたので、ご紹介いたします。

 

 

特別授業を行ったきっかけ 

 SDGs特別授業は、南筑高校の1年生(自由参加:7名)を対象に通常の授業とは別に行なわれました。南筑高校では、生徒たちの冬休みの課題としてSDGsを題目として取り組んでもらうために、講師役として地元の企業でSDGsに取り組んでいる企業を探していたところ、1年生のある一人の生徒が、当社が「SDGs福岡」や「佐賀SDGs官民連携円卓フォーラム」といったSDGs運用サイトへ登録して取り組みを行っているのを見て知ったことから、担当教諭の方より「生徒たちにSDGsの取り組みや重要性などの特別授業を行ってもらうことは出来ますか?」と当社の方へお話を頂き、特別授業を実施する運びとなりました。

 

 

特別授業を通して伝えたかったこと

 SDGs特別授業で伝えようとした趣旨は、一般的なSDGsの基礎的な情報について説明するのではなく、当社では「企業がSDGsに取り組む理由(企業目線でのSDGs)」についてでした。その取り組む理由としてあげられるのは次の4つのポイントです。それぞれのポイントの内容・必要性について生徒たちに説明しました。

①企業価値の向上

②社会課題への対応

③生存戦略になる

④採用力の強化

 

 その他の目的としては、当社がどのようなSDGsの活動を行っているのかを具体的に生徒たちに伝えることであったり、人事担当という立場からSDGsを就活軸においた就職活動の在り方・必要性を提供してあげたりすることでした。 

 

 

 今回のSDGs特別授業では、南筑高校の生徒の皆様が普段どのようなSDGsの授業を行っているのか、また、何を学ばれているのかを知ることができ勉強になりました。基礎的な知識は既に身につけられているが、「個人でSDGsができるとは知らなかった。」と言われたことが印象的でした。次にあげている「みんなにもできるSDGs」を生徒たちが自分事として、より身近なものとしてこれから実践していくきっかけになればと思い説明しました。

 

(みんなにもできるSDGs)

・使わない部屋の電気は消す

・コンビニやスーパーでは、手前に並ぶ商品からとる

・歯磨きの間は、水道を止める

・少しでも地元で買い物を!

 

 授業の最後には、生徒たちからいただいた質問に回答したり、これからのSDGs活動についてどのように取り組まれていこうとされているのかを確認したりして、約90分間の特別授業は終わりました。

 

 

特別授業を終えて

 授業を終えてみて、事前に生徒たちが普段行っているSDGsに関する授業内容の聞き取りをしていると、より有意義な授業を行うことができたかと思います。また、授業が終わった後、生徒たちの感想などが聞けると良かったかなと思いますね。

 

 

今後の活動について

 南筑高校では、全ての学年で色んな形でSDGsに取り組まれています。学年によっては企業訪問も行うなどされているとの事でした。来年以降も機会をいただければ学生の皆様との触れ合いを通じてSDGsの発展に貢献できればと思っています。

 

以上

 

取材日: 2022年12月27日

インタビュイー:東海レジャー 錦戸 仁様

インタビュアー:佐賀SDGs官民連携円卓フォーラム 松尾 俊明