株式会社西村商店
創業57年、社員10名の上峰町で非鉄金属リサイクル業を営む会社です。西村明美社長がSDGsに取り組もうと考えたのは、そもそも社業がSDGsとの親和性が高いことと、社員の仕事の意義に対する意識を伸ばすためでした。
SDGs経営戦略支援プログラムは社員主導で行われ、西村商店が貢献する目標12「つくる責任 つかう責任」とし、株式会社西村商店企業行動憲章を作成し、2030年までのアクションプランを制定しました。
経営戦略プログラム参加前はSDGsという言葉すら知らなかった社員も、SDGsに関しての意識が高まり、自ら行動するようになりました。社員から提案を受けた西村社長は「プログラムを通じ、受け身だった社員も自分の意見を積極的に言えるようになった」と効果を実感。その上で「明るいビジョンが見えたので、社員や家族、関わる人すべてが幸せになるのがゴール。会社や社会に以下に貢献できるかを考える上で、会社にとっても社員にとっても良い人づくりの機会でした」と話していました。
2030年までの長期プランと3か年計画を実装することで、ビジネスを加速し会社価値を高め、地域からの支持と社員の定着を実現していきます。
SDGs企業行動憲章
株式会社西村商店は、
最高のパフォーマンスを合言葉に、最高の組織を構築し、SDGs企業行動憲章に基づいた行動を約束します。
●あなたと共に「ありがとう」が繋がりあう、 好循環型社会を目指します。
環境に負荷を与えないリサイクルの実現を基本理念とし、地域社会との共生及び維持発展につながる事業活動を進めて行くために、スタッフの一人ひとりが環境意識の徹底を図り、緑豊かで無駄のない美しい自然環境（メタリックフォレスト）の構築を目指し、廃棄物に新たな命を吹き込みます。
●すべての人が感謝と思いやりをもって 働ける会社をつくります。
私たちの会社は、男性中心の業界に女性の視点を取り入れ、女性も安定して働き、安心して休むことができます。
スタッフ一人一人の意見を尊重し、健康と家族を第一に考え、いくつになっても働ける会社を目指します。
●未来の子どもに笑顔のバトンを繋げます。
未来の子どもの笑顔と幸せのために、私たちの使用する水はクリーンにして地域にお返しします。
また、会社のエネルギーを段階的にクリーンなエネルギーに替えていきます。
金属リサイクル業を誇り高き価値ある仕事として、子どもたちに伝えていきます。